公益社団法人 熊本県トラック協会

お知らせ

2020年02月12日

高齢労働者の労働災害防止対策の実施について

 標記の件につき、熊本労働局長より周知依頼がありましたのでお知らせいたします。

 熊本労働局管内における令和元年の休業4日以上の労働災害は前年を上回る可能性があり、被災労働者を年齢別で見ると50歳以上が約55%を占め、特に60歳以上が被災する割合が年々増加しています。また、高齢者の労働災害は重篤化が顕著となっています。
 このため、高齢者の身体的特性(筋力、バランス能力、視力、聴力、ストレス耐性の低下等)に着目した高齢者に対する安全衛生教育の実施や、高齢者の作業を指揮命令する管理者に対する高齢者の身体的特性の理解度を高める教育の実施等によって労働災害防止対策を講じる必要があります。
 つきましては、会員事業者の皆様におかれましても、下記資料をご活用いただき、高齢労働者の労働災害を防止するための安全衛生教育を今一度実施し、ご理解を深めていただきますようお願いいたします。

 
 ※高年齢者に配慮した交通労働災害防止の手引き(厚生労働省のホームページにリンクします。)