お知らせ
2020年10月19日
運転者の歩行者優先と歩行者の正しい横断及び 自らの安全を守る交通行動の実践を徹底するための取組みについて
この度、熊本県警察本部交通企画課長より、「運転者の歩行者優先と歩行者の正しい横断及び自らの安全を守る交通行動の実践」を徹底するため、周知依頼がありましたので、お知らせいたします。
全国の交通事故死者数の状態別では、歩行中が最も多く、自動車対歩行者の死亡事故の約7割は道路横断中に発生しており、今年の県下の交通事故は、前年同期比で減少しているものの例年10月~12月は、死亡事故が多発傾向にあります。
つきましては、運行管理者を中心に、更なる交通事故防止対策の徹底に努めていただき、常務前点呼や運転者に対する指導・監督の際に、横断歩道手前での減速義務や横断歩道における歩行者優先義務などの模範運転の励行に努めていただくようドライバーの方々へ指導教育をお願いいたします。
【過去5年間の同期間中の交通死亡事故(全111人)の分析】
○状態別では歩行者の割合が高い(49人、約44%)
○歩行者を昼夜別に見ると夜間の割合が高い(37人、約76%)
○事故類型別で見ると人対車両事故のうち横断中の割合が高く(33人、約67%)、特に横断歩道以外横断中が最も多い(20人、約60%)
○歩行者を年代別で見ると高齢者の割合が高い(33人、約67%)